


防水とは、水を通さない性能を言います。防水には、綿帆布などの通気性防水と合繊帆布やターポリンなどの完全防水とがあります。
綿帆布は、晴天や曇りの日など雨が降っていない状態では通気性があります。ただし、一度雨が降り出すと雨水を吸ってシートが膨潤し、雨を通さなくなります。このように、乾燥状態では通気性があり、水に濡れると防水になるのが通気性防水です。青果物など通気性を必要とされる物を輸送するトラックなどの幌として使用されています。
合繊帆布やターポリンなどは、繊維基材を覆っている高分子樹脂が雨水を防ぎます。繊維基材を完全に被覆しているので通気性もありません。このように樹脂などで雨水を防ぐタイプを完全防水と言っています。イベントのパビリオンやテント倉庫、大部分のトラック幌シートなど絶対に雨を通してはいけない用途に使用されています。
JIS L 1092 A法に準拠した低水圧法で評価を行います。専用の装置で試験片の表側(雨が当たる面)に一定の速度で水圧をかけていきます。そして、試験片の裏側の3カ所から水滴がにじみ出た水圧を耐水圧とします。通常、完全防水の場合、試験機で測定出来る範囲以上の耐水圧がありますので、1500oH2O以上のように、カタログ表示している場合があります。